Compositor: Yuki Kajiura
なつぞらをしたい
おいかけてゆくくもは
どうしてあんなにひかるの
そらいろのいすに
だれかがわらっていた
かげだけのこる
かぜにながされた
ぼうしがみずのうえで
しずみゆくばしょをさがして
それでもなんだか
はなやいだかたちで
そらをみあげてる
はなをちらしてこみちをゆけば
ふゆのにおいがすぐそばにある
むれにおくれたわたりのとりが
ひとりはいやだとみなみへ
かぜはいそぐ
だれかがたちさったあとのいすには
さびしさがそっとすわってる
よくきたね
きっとあきがおわるまで
そこにいるんだね